エアコンつけっぱなしで電気代はどうなる?~ウチの場合~
お盆も終わり、ボクの住んでいるところでは、暑さのピークを過ぎたように感じています。
少しずつではありますが、秋の足音がきこえてくるような気がしています。
ボクの仕事は、7月の終わりから8月のお盆が終わるまで、閑散期になります。
9月から年末までは、ずっと忙しい状態が続くので、スタッフの多くがこの時期に長期の休みをとって思い思いにバカンスを満喫します。
ボクも例にもれず、長期の休みをいただきました。
そして、ちょうど休みの始まる7月の終わりから、副業を始めました。
この仕事は基本的にはパソコンとにらめっこの作業なので、必然と家にこもることが多くなります。
ボクは暑さには人一倍強いと自負していますし、エアコンが苦手なので、真夏でも扇風機だけで過ごしてしまうことがほとんどです。
今年は「冷却マット」という強い味方もいますしね。
しかし!
今年の夏の殺人的な暑さにはマイッタ!!
とてもエアコンなしでは毎日を無事に過ごすことはムリでしたね。
また、ボクの妻は暑さがとても苦手な人なので、エアコンなしでは寝られません。
なので、3週間以上、一日中エアコンフル回転でした。
そうすると、気になるのは「電気代」。
毎年、「エアコンをつけっぱなしは得か損か?」みたいな話がライフハック系のWEBサイトで散見されます。
ボクのウチでは、こんなに長期間エアコンをつけっぱなしにしていたことがないので、
「電気代が前月と比べてどれくらい増えているのか」
が、とても楽しみ(笑)でした。
どうして楽しみかというと、今年の冬にガスの料金が前月の2倍以上になってビックリしたことがあったんです。
だから、今回も
「2倍、いやそれ以上かもしれないな」
と、またビックリしないように心の準備をしていたんです。
ちなみに前月7月分(6月20日から7月21まで)の電気代がこちら。
(夫婦二人。子供はナシ)
6月20日から7月21日までは、雨がとても多く、歴史的に日照時間が少ない日が続いた時期でした。
なので、エアコンを使うことはまったくと言ってよいほどありませんでした。
「とすると、5400円の2倍以上だと、12000円くらいはいってもおかしくないな・・・。」
東京電力から電気料金が確定したとのメールがきたので、おそるおそるWEBサイトにアクセスしてみました。
すると、
「な、ななせんひゃくにじゅうろくえん???」
前月からたった「1900円」くらいしか増えていなかったのです!!!
うーん、これはいったいどういうことなのか?
電気料金のシステムについて自分があまりにも無知だからなのか?
重要なポイントはおそらくこの3点だと思います。
1.設定温度を27度以下には下げなかった。
どんなに外の気温が高くても、35度のような灼熱地獄でも、27度以下には下げませんでした。
基本的には、設定温度は29度。
つけ初めと、ちょっと暑いなって感じたときは一時的に27度にするぐらいでした。
他の家庭では、設定温度を20度にしてるって話もききますから、ボクのウチの設定温度は平均より高めなのかもしれません。
2.室外機に断熱効果のあるシートをかぶせた。
これは、妻のアイデアでしたが、世の中では常識になっているんですね。
でもそれはどういう理屈なのか?
室外機の役割は、部屋の中の熱い空気を外に出す役割をしている。
そして、部屋の中の熱を外に捨てる際に、多くの電力を使っているんだって。
その室外機が高温になってしまうと、熱を捨てる効率が悪くなって、余分に電力を消費することになるんだそうです。
また、室外機の前に植物などの物を置くと、風通しが悪くなり、これもまた余分に電力を消費する原因となる。
なので、なるべく室外機の前には物を置かないことが望ましいとのことです。
3.エアコンを使う部屋をリビングルーム限定にした。
テレビを観たり、食事をする部屋をリビングだけにして、「リビングに来て涼をとる」というシステムにしました。
この方が部屋の冷え方も効率的だし、他の熱い部屋からリビングに入ると「エアコンのありがたさが身に染みる」という効果もありました。
いやあ、勉強になりました。
来年からは、電気代を気にすることなく、ガンガン、エアコンのお世話になろうと思います!