ブログってなんだろう?
ブログってなんだろう?
いまや誰も彼もがブログを書いている。
でも、そもそもブログってどうして生まれたのかな?
いつ世の中に出てきたのかな?
自分が「ブログ」って言葉を目にしたのは、たしか2003年くらいかな。
それまでサイトと言えば、WEBサイト、いわゆる「ホームページ」とよばれるものだった。
まあ、正確には「ホームページ」とはWEBサイトのトップページのことなんだけど、その当時は「ホームページを作って、情報発信しよう!」みたいな言われ方をしていた。
でもその「ホームページ」って、素人には作成すること自体がとてもハードルが高い感じがしてたんだよね。
「ホームページビルダー」のような、WEBサイトを作成するソフトもあったけど、誰もが簡単に使いこなせるとは思えなかったし、サイトの出来栄えもお世辞にもキレイだと言えなかった。
でも「ブログ」の登場でそのハードルが一気に下がった。
「ブログ」は、パソコンに不慣れで知識がない人でも、文字を入力するだけで、キレイなWEBサイトをつくることができる、いわば「魔法のツール」だったんだ。
それによって、今までパソコンやインターネットに精通している一部の人が独占していた、「個人による情報発信」がまたたく間に世間に広がっていったんだね。
これは、様々な分野で世の中の流れを根底から変えたといっても過言ではない。
商品の購入に関してもそうだ。
世の中にはさまざまな商品が流通している。
その商品の情報は、基本的には「企業」、つまり「売る側」がすべてをにぎっていた。
消費者は、商品を購入するさい、その「売る側」からの情報だけでその商品の良し悪しを判断するしかなかった。
しかし、「個人による情報発信」が容易になったことで、「売る側」だけではなく、今度は「買う側」からの情報を判断して購入するかどうかを決めることができるようになったんだ。
いわゆる、「口コミサイト」というやつだ。
今では、商品を購入するときは、誰もが「口コミサイト」を参考にするといっても過言ではない。
もちろん、その情報のすべてが、正しいものではないし、人を欺くようなものもある。
それでも、「個人による情報発信」が容易になったことによって、消費者はより良い選択ができるようになった。
それだけではない。
「売る側」においても大変革が起きた。
それまで、商品を売るためには、土地を確保して店舗を構える必要があった。
そして、チラシや新聞広告を使って販売促進をすることが通常だった。
しかし、「ブログ」の登場で、個人が容易に、ネット上で物販をはじめとしたビジネスを始めることができるようになった。
その「ブログ」を活用したビジネスで起業をする人も数えきれないくらい出現したんだね。
これからも「ブログ」は、世の中を変える、一つのツールであり続けると思う。
ボクも、その「ブログ」をこれから始めてみようと思う。